私は、技術力を販売します。浮利を追う事は絶対に致しません。
浮利を追わないというのは、目先の利益を追わず、信用を重んずるという事です。私の考える適正な利益とは、私が一体どれだけ努力をしたのか、という苦労の対価です。建材商社の見積に、単に利益を乗せるだけでお客様に提供することは絶対にありません。私は技術者、職人であり、建材商社ではありません。
誤解をしないで頂きたいのですが、これは、無料でサービスを提供するというものではありません。私が努力した分は費用として頂戴致します。要は、建材の価格と技術に関わる費用を分離することで、双方の考える価値基準を明確にするということです。買い手は、質の良い建材をより安く買う事が価値であり、作り手はその高い技術に見合った報酬を得るという事が価値だと信じるからです。
この考えは、結果的に、建築費の低廉化に貢献し、お客様にご満足頂けるものと信じます。